韓国で有意義に楽しく旅行をするためには、ソウルの交通機関をよく知っていなければなりません。それも、ソウルは江南と江北に漢江を境目に分かれていてそれぞれ違うバスが走ったり、地下鉄だったりと初心者の方にはやや複雑です。しかし、これだけでも知っておくと楽々利用できちゃう!!と言った、 ソウルの交通機関の役立つ基礎知識をお題に、バス・タクシー・地下鉄の種類までご紹介致します!!
明洞から |
南大門市場まで(約2,900ウォン) 市庁まで(約2,900ウォン) 東大門市場まで(約4,500ウォン) 仁寺洞・鐘路まで(約4,500ウォン) 梨泰院まで(約4,500ウォン) 新村・梨大まで(約6,500ウォン) 弘大まで(約9,500ウォン) 江南まで(約9,500ウォン) (蚕室)ロッテワールドまで(約15,000ウォン)金浦空港まで(約22,000ウォン) |
東大門から |
明洞まで(約4,500ウォン )市庁まで(約4,500ウォン) 梨泰院まで(約6,500ウォン) 新村・梨大まで(約9,500ウォン) |
金浦空港から | 明洞まで(約22,000ウォン) 江南まで(約22,000ウォン) 蚕室まで(約27,000ウォン) |
※タクシー料金は、距離で単純計算した料金です。交通事情等により実際とは異なる場合がありますのでご了承下さい。
T-moneyが使えるタクシー
最近では、バスや地下鉄のようにタクシーでもT-moneyが使えたりするのであたふたせずに支払う事が出来ます。
実はタクシーにも乗り場があり、外見はバス停と似ている
基本的にタクシー乗り場があって、一見、バス停と間違える人も多々いるとか…タクシーのイラストとロゴですぐに分かります。
バス亭にお知らせボードがある
タイムスケジュールが無い代わりに、自分が乗りたいバスが、今どこを出発したのか何分後に到着するのかお知らせしてくれる案内ボードがあります。
マウルバスと緑バスの違い
緑バスは2種類あり、番号が2桁のマウルバスは最も走る距離が短く、区間の町の中を走り、料金も一番低価格です。番号が4桁の一般の緑バスは、 地域同士を結ぶ支線バスで主要駅や幹線バスの乗り換え等に便利なバスです。
T-moneyは2回押さなければならない
これまた、日本と違い最初に乗車するときにピッっとやったら、降車するときにも必ずピッとしなければなりません。 降車するときに忘れた場合、次に使うときに加算されて清算されるのでご注意を。
ソウル市を周る時に一番便利で、一番早く、一番簡単に移動できるのがソウルの地下鉄です。地下鉄は、ソウル市内を走る1から9号線と中央線、盆唐(ブンダン)線、空港線、仁川1号線と全部で13の路線があります。 それぞれ色と番号で区別されていて、乗り換えする場合も、矢印表記なので分かりやすくなっています。また、主要観光都市ならば降車案内も日本語でアナウンスしてくれます。 線によって時間帯や最終、始発の時間は違いますが、大体3~5分置きに、夜は1時、朝は6時くらいから始まります。料金も、青バスと同じ料金で安く端から端まで行っても、 そんなに高くないのがソウルの地下鉄です。切符自動販売機もタッチ式の日本語表記があり、一度分かれば次は楽々簡単に乗りこなせちゃいます!!
■1号線 紺色の1号線はソウルの初めての路線で、上は京畿道、下は仁川市まで繋がりる。主要駅は東大門、市庁、ソウル駅、龍山駅を通る。 また、ソウル中心部からソウルの郊外にも続いているため、1号線一つでソウルの外(水原・仁川・天安)に行くことが出来る。車体の色も、ラインカラーに合わせ紺色のラインが施されている。
■ 2号線 緑色の2号線は、ソウル市内を周る環状線で日本で言う東京山手線の環状線や大阪JRの環状線。主要駅は、若者の街や観光都市である東大門運動場、市庁、江南、新村、梨大、弘大、 蚕室駅を通る。また、オフィス街も通るので朝の出勤時や夕方の退勤時には、号線の中でも、最も込み合うのでご注意を。車体も同じく緑色のラインが描かれている。
■ 3号線 オレンジ色の3号線は、住宅地が多い都市からソウル市内の通勤路線を結び、北西から南東に続く。主要駅は忠武路や安国、景福宮といった歴史スポットや、高級街と呼ばれる押鴎亭、 新沙駅を通る。また高速ターミナルや南部ターミナルのソウルの2大高速バスターミナルにも止まる。
■ 4号線 水色の4号線は、地下鉄路線のほぼ真ん中を垂直に走る線。主要駅は最も海外からの観光客が訪れる街である東大門、東大門運動場、忠武路、明洞、会賢 、ソウル駅とほぼ中心を通るので初心者の方には一番乗り易い地下鉄。また、南の安山、鳥耳島駅の京畿道まで続くので、4号線の中心スポットから終点まで行っても観光地と便利な線。
■ 5号線 紫色の5号線は、金浦空港とソウル市内を結ぶので金浦空港利用者にとっては重要な地下鉄ライン。ソウルの左から右へ縦長に走り、主要駅は、金浦空港、永登浦区庁、 汝矣島、麻浦、鐘路と、オフィス街から観光地域を渡り幅広い範囲を走る。東大門運動場も3つある線のうちの一つなので分かり易い。また、最も深く走る線としても有名で乗り継ぎの際や乗車の際は ホームまでの道のりやや長い。
■ 6号線 黄土色の6号線は、漢江(ハンガン)の北だけを走り、西方面は循環しているような形になっている。主要観光都市よりも、高麗大、薬水、梨泰院、三角地、ワールドカップ競技場と言った 開発途中の都市を走る。6号線は2000年に出来たのでホームも車内も綺麗で利用者も他に比べ少なく混み合う事はほとんどない。
■ 7号線 うぐいす色の7号線は、江北から江南と主に漢江の南側を走るり、主に通勤路線となっている。住宅街と通勤街を通り、主要駅は道峰山(ドボンサン)、建大入口、高速ターミナルといった ビギナー向けのコースとは違った線を走る。中には、オリニ大公園といった遊べる路線も通るので観光客でも使用する人はいる。
■ 8号線 ピンク色の8号線は、ソウルの中でも最も東の方を走る路線。主要観光都市よりも、開発地やオフィス街を結び、盆唐(ブンダン)線といった高級住宅地にも繋がっている。 主要駅は千戸、蚕室、福井、牡丹駅を通り走行距離も一番短く東方面に在住していない限りなかなか利用しない。車体もピンク色のラインが入っていてどこか可愛い。
■ 9号線 金色の9号線は、今回新しく登場したラインで金浦空港と高速ターミナルまでの主要都市を走る。また、汝矣島や国会議事堂といったオフィス街も走るので江南方面に行く人、 在住者には便利な線。各時、9号線に乗り換えする時は一度改札口を通らなければならない。まだ出来たばかりなので、車内も綺麗で設備も乗り心地もとっても良い。
2009年に開通した最も新しい路線
2009年の夏に新たに加わった路線です。電車とホームの間にはスクリーンドアが設置され、車内も1から8号線に比べゆったりとしたつくりです。
色だけでなく番号分けもされている
ソウルの地下鉄は各路線、各駅が番号化されています。駅名と一緒に番号が表記されているのでハングルが分からなくても、 番号さえ理解していればどこの駅だか分かります。(例)205→2号線の5番目の駅
1回用交通カード
地下鉄の切符は全路線、1回用交通カードです。一枚1,500ウォンで使い終わってカードを返却機に入れれば500ウォン返ってくるというエコな切符です。