大阪府立中之島図書館

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ギリシア神殿を思わせる外観

重要文化財の大阪府立中之島図書館。住友吉左衛門が図書館として大阪府に寄付したというネオバロック様式の建築。「コリント式円柱に支えられる正面はギリシア神殿を、ドーム状の中央ホールは教会を思わせる造りになっている」(「大阪府立中之島図書館建物案内」より)。1904年に開館、設計は野口孫市、日高胖。柱上部の装飾。当初はここに掲げられた通り「大阪図書館」という名称だった。正面入口こそ使われていないが、建物はまだ現役。蔵書54万冊を数え、この日も多くの人が利用していた。お願い(登録)すれば内部の写真も撮影可能。古い建築を現在も利用するとなると、建物の老朽化をはじめ、いろいろな問題がある。こういった近代建築の保存か取り壊しかで揺れる自治体もたくさんあるんだろうな。古い建築は、都市の発展には邪魔になることもあり、それは文化的歴史的価値とは別。ただの懐古趣味から、やみくもに古いものを残すという考えではなく、いかに地域に根付かせ、活用できるか、という視点に立ったうえで保存しないと。この図書館のように。

大阪府立中之島図書館の楽しみ方

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日曜日

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3月、6月、10月の第2木曜日

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記事最終修正日時: 
2013.03.07 07:58
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