室内はほとんど禁煙なのは日本と同様のシンガポールのたばこ事情
シンガポールのコンビニに行って「一番軽いのはドレ?」と聞いたらマルボロだ、と言われた。しかし、マルボロが一番軽い?見るとニコチン0.5mgくらいのタバコ。これ一本で、日本で吸う軽いヤツ5本分のニコチン。驚いたのは、そのタバコのパッケージで、キモチ悪い写真が印刷されてる。GANGRENEって言う、壊疽(えそ)と意味の文字は、要するにタバコ吸うと壊疽になると言う。シンガポール政府がスモーカーに対して凄まじい方法で警告している。国を挙げて、手段を選ばず国民をタバコぎらいにさせようっていうことだろう。しかし。それにしたってこれがすべてのタバコに印刷されてるのだろうか。店で並んでるタバコも、確かにドレもコレも、二目と見られぬような写真が印刷してある。中には、ORALCANCERSと言う、口腔ガンになるぞと言う警告。いやしかし、こんな写真が印刷されてるタバコでは、買うのがイヤになるんじゃないか?と思うが、結構みんな吸ってる。室内は、ほとんど禁煙なのは日本と同様だが、屋外の喫煙コーナーでは、これまた日本と同様に、みんなスモーカーたちが群がってる。みんな、写真つきタバコを買ってるのだろうか。シンガポールにだってタバコ会社はあるだろうし、タバコからの税収だってあるだろうに。しかし、国土の狭いシンガポールには「葉タバコ農家」だの「煙草メーカー」なんてものはたぶんないと思われる。タバコは、おそらく全部輸入品のはず。だから、ここまで強烈なタバコ嫌い政策を推進しても反対の声はないんだろう。こんな写真の箱から取り出して吸うタバコの品質は、普通のタバコ。しかし、心理的には確かにまずいタバコだと思われる。禁煙したい人はいますぐ、シンガポールに移住する事をお勧めする。