天童寺

テンドウジ

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日本とも深い関係があるお寺

天童寺

天童寺は中国禅宗五山の一つに挙げられる古刹で唐代の732年に建立された。日本からも栄西や道元が訪れ、修行を積み帰国後それぞれ臨済宗、曹洞宗を開山した。室町時代には雪舟も入山している、日本と深い関係のある寺である。天童寺の長い参道を歩いていると遠くに霞む塔が見えてきた。中々絵になる風景である。中国の若者たちがハイキング気分で賑やかにおしゃべりしながら歩いている。第一の山門は古山門。第二の山門は景倩亭。山門をくぐると、そこには沢山の石燈篭が・・・ここまで来ると塔が直ぐ近くに見える。池には金魚の大群が。正面に見えるのが天王殿。天王殿は明の崇禎8年(1635年)に、密云禅師が新規創建した。中国民国21年(1932年)に大火で焼失し、民国25年(1936年)に再建されたものである。天童寺の石獅子は真横を向いているタイプ。

いよいよ天王殿に入る。入口の上には天童寺と書かれた篇額が・・・内部には厳めしい顔の四天王像などがある。天王殿の後ろにあるのが仏殿である。天童寺の仏様はふくよかな顔の像が多いのが特徴だ。大きな魚板もあり、木魚はこれから発生したものと言われている。藏経楼の屋根はどっしりしており、寺域内の建物の配置も上手に収められている。

天童寺の楽しみ方

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記事最終修正日時: 
2013.03.07 07:58
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