東平国家森林公園

陳海公路を島の半分まで走った所で東に向かうと「東平国家森林公園」に着く。大変広い公園。人工の森林公園で、上海の10代レジャー景勝地の一つ。公園内は一年を通して、花が咲き訪れる人を和ませる。園内でできるスポーツの種類も数多く、アーチェリーや、乗馬、ビーチバレー、ロッククライミングなどまで楽しめる。近くには、宿泊施設やバーベキュー施設などもあるので、公園と同時に楽しむことができそう。園内の「青春無悔」の碑。1960年代の文化大革命の時、この公園の造成にかかわった青年達の碑がある。森林滑走ならぬ「滑草」もできる。長めのローラーブレイダーを使った、草スキーといったところか。30分40元は高過ぎだろう。ロッククライミングは、1回30元、滑索1回20元。スポーツ系、アスレチック系の娯楽ならともかくこの「空中飛舞」って、各地の遊園地にある絶叫マシーンの一種。他にもこの手の娯楽施設が幾つもあり「森林公園」に似付かぬ絶叫がひっきりなしに聞こえる。２年前、フェリーで島に渡り、ここにハイキングに来た時とは大分様変わりしてしまった。橋による上海市内との車の行き来は、島民の長年の夢だったかも知れないが、観光開発による自然破壊が心配。開通して１週間で、野鳥保護区に殺到した観光客は昨年１年分の人数を越えたそう。