機内WiFiサービス提供航空会社と利用料金まとめ

2018.07.25 10:49

アシアナ機内WiFi・通信ローミングサービス開始、大韓空港は?

ご存知のとおり機内で携帯やノートパソコンを使用する際、「飛行機搭乗モード」に変更して利用するよう案内が流れます。

 

しかし、インターネットが必要な方のために、昨今では機内WiFiサービスを提供する航空会社が増えています。

 

今回は、機内WiFiサービスを提供している航空会社と利用価格をまとめてご紹介いたします。

 

アシアナ航空

アシアナ航空は国内航空会社のなかで唯一WiFiサービスを導入。

ただし、全機適用ではなく4台の最新大型航空機A350機種のみWiFiサービスと通信社ローミングサービスが利用可能です。WiFi利用料金は1時間利用時11.95US$と高価な傾向です。

 

1時間 11.95US$

3時間 16.95US$

24時間 21.95US$

 

大韓航空

大韓航空は現在のところWiFiサービスを導入していません。

また、今後も当分計画に無いとされています。大韓航空の技術責任者のインタビューによると、韓国は全世界でインターネット速度が速い国家であり、乗客が期待する速度やコンテンツを機内で十分提供できないためと、理由を話したと言います。

 

ANA全日本空輸

ANA全日本空輸の機内WiFiサービスは、ウェブブラウジングとEメール確認にとどまり、動画ストリーミングサービスは提供していません。また、容量制限があり、画像が多いページをローディングすると提供容量がたちまちオーバーしてしまうという短点があります。

また、B777-300ER機種は大洋横断時と衛生使用を許可する国家の上空でのみWiFiの使用が可能です。

一方、B787とA320機種は全飛行空間WiFiの使用が可能です。利用料金はB777-300ER基準1時間30MB制限8.95US$となります。

 

B777-300ER / B767-300ER

30分(15MB) 4.95 US$

1時間(30MB) 8.95 US$

全飛行中(100MB) 19.95US$

 

B787-9 / B787-8 A320neo

30分 6.95US$

3時間 16.95 US$

全飛行中(最大24時間) 21.95 US$

 

JAL日本航空

日本航空でもWiFiサービスを提供しており、料金は使用時間を基準に課金しています。

ログインした時間から使用時間が記録され、容量制限はありません。日本航空でWiFiサービスを提供する路線は下記リンクから確認できます。なお、現在日本航空B787機種一部にのみWiFi設備が装着されており、搭乗当日にならないと使用可否がわかりません。

 

使用可能な路線:https://www.jal.co.jp/inter/service/wifi/index.html

 

1時間 10.15US$

3時間 14.40US$

24時間 18.80US$

 

キャセイパシフィック航空

キャセイパシフィック航空は現在自社A350機種でのみWiFiサービスを有料で提供しています。

 

1時間 9.95US$

6時間未満 12.95US$

6時間以上 19.95US$

 

チャイナエアライン

チャイナエアラインのWiFiサービスは容量制限が無いのが特徴。

地上より速度は落ちるものの長距離移動の際に有用です。WiFiサービスは機内、もしくは事前にチャイナエアラインWEBサイトにて申請可能です。(申請はこちら:https://www.china-airlines.com/jp/jp

 

1時間 11.6US$

3時間 16.5US$

24時間 21.5US$

 

フィンエア―

フィンエアーでは有料機内WiFiサービスを運営しています。料金は1時間7.95ユーロ(約1万ウォン)。

無制限は19.95ユーロで利用可能です。ビジネスクラス搭乗客とフィンエアーゴールド会員は1時間無料で利用でき、プラチナ会員は制限なく無料で利用できます。

 

デルタ航空

デルタ航空ではiMessageとFACEBOOKメッセージを無料で送る事が出来るサービスを行っています。別途料金を支払わずに、すべてのクラス、全シートで無料で機内メッセージサービスを利用できます。

WiFiサービスは1時間利用料金6.95US$。さらに長時間利用する場合は、割引料金を利用できます。

 

エミレーツ航空

アラブエミレーツ航空の機内WiFiサービスはデータ量で課金されます。ログインから2時間は無料で20MBまで使用でき、以降、エミレーツSkywards非会員は、150MBあたり9.99US$、500MBあたり15.99US$で利用できます。エミレーツSkywards会員は、等級と客室クラスによって料金が異なります。

 

ファーストクラス、ビジネスクラス(ブルー、シルバー、ゴールド、プラチナ) 飛行時間内無制限、無料

エコノミークラス(ゴールド、プラチナ) 飛行時間内無制限、無料

エコノミークラス(シルバー) 最大150MBデータを4.99US$で提供、最大500MBデータを7.99US$で提供

エコノミークラス(ブルー) 最大150MBデータを6.99US$で提供、最大500MBデータを10.99US$で提供

 

エバー航空

エバー航空ではWiFiサービスを利用する場合、乗換便でも持続的に利用できる点が長所。

但し、乗換便の機種がWiFi支援可能な場合に限ります。

 

1時間 11.95US$

3時間 16.95US$

24時間 21.95US$

 

シンガポール航空

シンガポール航空はWiFiサービス課金システムが機種によって異なります。

また、利用料金も他航空会社より高価です。

 

A380全機種 / B777-300ER一部:データ制

15MB 6.99US$

30MB 12.99US$

50MB 19.99US$

 

A350全機種 / B777-300ER一部:時間制

1時間 11.95US$

3時間 16.95US$

24時間 21.95US$

航空会社によってWiFi課金システムや対応機種が異なり事前確認が必須

いかがでしょうか?航空会社によって、機内WiFiサービスの課金システムが異なり、WiFiサポート機種とそうでない機種があります。

そのため、機内WiFiサービス利用したい方は、航空会社のホームページ、もしくはカスタマーセンターにて対応機種と課金制、料金を事前確認されることをお勧めいたします。

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記事最終修正日時: 
2018.07.25 11:20
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