30分で出国手続完了!仁川国際空港第二ターミナル

2017.02.27 15:51

出国手続き20分短縮!仁川国際空港第二ターミナル年内オープン予定

アジア最大のハブ空港「仁川国際空港」の第二ターミナルが遂に来月工事の仕上げに入り、早ければ今年10月にオープン予定とのこと。

 

第二ターミナルには、大韓航空、デルタ航空、エアフランス、KLM航空の4社が移り、アシアナ空港など残りの航空会社は現在の第一ターミナルをそのまま利用する予定とのことです。

 

また、第二ターミナルは地下に交通センターを造成したため、空港鉄道やリムジンバスからターミナルへの移動時間が短縮されるとともに、各種最新機器の導入とシステムの簡素化により、入出国の手続き時間が大幅に短縮されます。

第二ターミナルは空港鉄道からの移動距離が約60m短くなる!

第二ターミナルの特徴として、交通センターが地下にあることが挙げられます。

空港鉄道のホームから第二ターミナルまでの移動距離が、第一ターミナルに比べ約60m短縮され移動が便利になります。

また、第一ターミナルでは、空港リムジンバスを外で待たなければなりませんでしたが、第二ターミナルでは交通センター内に待合室があり、座って楽に待機できるところもメリットです。

第二ターミナルは出国手続き時間が約20分短縮!

第二ターミナルの最大のメリットは、出国手続きが約20分も短縮されること!

第一ターミナルでは、交通センターから出発して出国審査を終えるまで約52分17秒かかっていたところを、第二ターミナルでは29分59秒で終わらせることが出来るとのこと。

 

手続きの短縮にあたって、セルフチェックイン機器を利用客1万名あたり13.2台設置(第一ターミナルは7.3台)、セルフ手荷物委託機器(Self-bag-drop)についても、利用客1万名あたり6.8台と第一ターミナルの約8倍の台数を設置しました。

 

また、第一ターミナルでは、手荷物に危険物があった場合の点検のためチェックインカウンターで3~5分は待機しなくてはなりませんでしたが、第二ターミナルでは出国手続きを行った後でも免税エリアで手荷物の点検が可能になったため待機時間が無くなりました。

セキュリティーチェックや出国審査も簡素化

セキュリティーチェックの機器は、アメリカなど海外空港で使用している円形検査機を導入。

これによって、セキュリティーチェックが強化される一方、ゲートを通った後、警報音が鳴った場合に行われていた再検査の課程が省略され、約10秒が短縮されます。

また、今年から別途で事前登録なく利用できるようになった自動出入国審査台も利用客1万名あたり14台と、第一ターミナルの3倍の台数が設置され、スムーズに手続きを終えて出国することが出来ます。

利用客の分散で混雑緩和が期待

第一ターミナルと第二ターミナルで航空会社が分かれるため、これによって利用客も分散され、以前よりも混雑が緩和されることが期待されます。

また、仁川空港公社側では、入国時間も20分以内に抑えるために努力しているとのことで、ますますスムーズな出入国が期待できそうです。

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記事最終修正日時: 
2017.02.28 14:32
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