観客がいない球場の寂しさを埋めてくれる「ぬいぐるみ応援団」
2020年5月26日LGツインズ×ハンファ・イーグルス試合映像より(NAVER SPORTS)
5月5日に開幕した韓国プロ野球。新型コロナ予防のため、6月4日現在なお無観客で試合が行われています。本来なら観客でぎっしり埋まる球場はがらんと空き、いつもの熱気が感じられません。
そんな中、大川にあるハンファ・イーグルスのホーム球場「ハンファ生命・イーグルスパーク」にある”変化”が。
5月26日のLGツインズ対ハンファ・イーグルスのテレビ中継にて、バッターボックス後方の観客席をさまざまなキャラクターのぬいぐるみが埋め尽くしている光景が放送されました。
バッターボックスがアップになるたびに後方のぬいぐるみが映り込み、カラフルで可愛いぬいぐるみ応援団は視聴者の心を和ませました。
このぬいぐるみは、ハンファ球団がSNSでファンに向けて「ぬいぐるみ観客」を募集したもので、1日で60個以上のぬいぐるみが届いたとのこと。
座席に置かれたぬいぐるみには、それぞれ送ってくれたファンの名札がついているとのこと。
一番よく映るバッターボックス後方に置かれ、テレビ中継を通して、ファンは自分が送ったぬいぐるみを確認することができます。
寂しかった座席を彩るぬいぐるみは、現地で応援できないファンに代わって選手たちを応援しているかのよう。
なお、ハンファ球団は無観客期間が終わったらぬいぐるみを「緑の傘子ども財団」に寄贈する計画とのこと。
このほか、ハンファ球団では、ファンが少しでも試合を見るため、球場付近の普門山に登っていることを知り、展望台に郵便箱を設置。
ファンが投函したお便りを球場の電光板に流すなどのイベントも行っています。
ファン愛が深いことで有名なハンファ・イーグルスらしい面白優しいエピソードです。
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