表通りに古い街並みの建物を並べているが新名所の前門大街
天安門広場の南端にある正陽門は、毛主席紀念堂の南に位置し、明代の1420年の建造された。今も当時の原型を残す数少ない門として、国家の保護を受けている。道路を挟んださらに南側には、箭門がありその南側には古くから商店街があり、賑わっていたが、2007年から、清末期から中華民国建国のころにかけての街並みにしようと、再開発が進行中だ。その街並みのメインストリートを「前門大街」と呼び、北部の通り沿いは建物が一新されたが、南部はこれからだ。地下鉄1号線「前門駅」や、箭門が前門大街のスタート地点。「前門大街」は、けっしてテーマパークではなく、れっきとした商店街として機能しているからである。前門大街は、表通りに古い街並みの建物を並べているが、一歩裏通りに入ると、崩れかけた建物も混在し、北京の古い住宅街が広がる。再開発はまずは表通りからということだろう。表通りとのギャップが顕著だ。前門大街の表通りは、北は前門から始まり南は珠市口西大街まで約1km続く。途中脇道が西に出ていて、そこも約1km続く。フロリダにあるディズニーの映画スタジオのように張りぼての街ではなく、建物ひとつひとつに店がはいっていて、営業しているところが、テーマパークとは違う。商店街のある通りをギリシャの街並みにしてしまった東急東横線の大倉山と似ている。通りの幅は広く、自動車は侵入できない。メインストリートの裏側は建設ラッシュ。完成予想図を貼った工事場所も。自動車は禁止だが、公安は電気自動車でパトロール。まだ発展途上なので。メインストリートを工事の作業員も歩く。店の売り子は、やる気を感じさせないチャイナドレスに運動靴姿。
◆関連ノート◆
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他情報
◆ユートラベルユーザーの感想◆
前門大街は広々とした歩行者天国の通りです。同じ歩行者天国の王府井と違って前門大街の方は、両脇の建物が低いので、余計に広く感じられます。中央には線 路がありまして、路面電車が走っていました。街並みはとても中国的なんですけど、綺麗に整備され過ぎていて、なんかフェイクっぽい。昔の街並みを再現しつ つ最近作り直したものだからそう見えるのもしょうがないんですが、テーマパークの中を歩いているような感じがいたします。 箸の専門店を発見。入ってみました。こちらのお店ではいろいろなデザイン、素材の箸を扱ってます。中に牛の骨でできた箸というの を発見。これはちょっと珍しい、中国的かなと思いましてお土産に購入。長くて先が太い中国風の箸です。帰国の際に立ち寄った北京空港のショップでも同じ韵 泓ブランドの箸がありました。割とメジャーなブランド(?)なんでしょうか。
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前門大街の楽しみ方
編集履歴
トイレ事情 トイレ事情は悪く,街頭に仮設トイレが設置されている |
コース紹介
■路面電車
道路の中央を,当時を模した路面電車が走っている(南北に約800m)。が,架線がないところを見ると,バッテリー(蓄電池)で走る電車だろう。電気自動 車としくみは同じである。電車の外壁の部分はまるで絵に描いて貼ってあるような安普請な造りである。それでも立派に人を乗せて運ぶことができ,通りの南北 を折り返し運転している。電車が近付いてくると,写真を撮ろうとデジカメを構える人間が後を絶たないが,いかにも轢かれそうで危ない。カメラに収めるほ ど,古き良き電車には見えないが,北京には現在このような電車は走っていないので,物珍しいこともあるだろう。地下鉄2号線の前門駅を降りてすぐ南側に広 がる街なのでアクセスはしやすい。100年前の街並みが見たければぜひ行ってみるのもよいかも(ただし街自体は偽造である)。
バス停ならぬ電車停? |
乗客は少なくない |
前門と電車と再現された古い街並みを見ると,北京の中心部にいることをしばし忘れる |
■前門大街の様子
物珍しいのか外人もよく見かける | 何やらオブジェも建っている |
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ふと横を見ると工事中も多い | 箸の店 | |
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北京ダックの老舗『全聚徳』もあり,行列ができていた |
箸の店だが,北京でわざわざ箸を買わなくても,と思うのだが |
お土産や雑貨 | カフェやレストラン | サンザシの飴 | 人力車 |
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素敵なお土産屋さんストリートになっているー!新しくてきれいだった。お店もセンスがよく、お土産や雑貨の買い物は楽しめる。 |
カフェやレストランも雰囲気があってとても良いと思った。 |
サンザシの飴、タンフールー屋さん。ついつい買ってしまう・・・実はこれ大好き。お祭りのリンゴ飴を思い出す。 |
あああ!でた!兄貴ー!人相悪すぎ!これでは誰も乗らないだろうに・・・しかし、私はこういうヤクザな兄貴を見るのが大好きだ。ジーーーー・・・カメラでパシャっとやったとたん「乗れーー!どこまで行く?」と怒鳴られた。こえーー |