The Restaurant

バリ島超高級ホテルアマヌサの1階にはイタリアンレストランがある。ランチは、上のザテラスが良いが、夜は下のレストランがいい。名前も「The Restaurant」。

他のお客がいなくてこの広大な庭を貸切に出来る時もあり、数組のお客がても、テーブルの間隔は広くて、人間が座っているのは認識できるが、話し声も聞こえないし顔も暗くて見えない。かなりのプライベートは確保出来る。6月頃のヌサドゥア（ここの場所）は、海風が心地よく湿度も温度も風速さえも申し分ない。さらに、遠くから竹の楽器と笛の静かな音楽の演奏が聞こえてくる。青く光るプールと風に揺られるオレンジ色のブーゲンビリアの色と音も調和している。人生最高のシチュエーションである。このレストランの味は、イタリアにいるような本格的な味＋バリ特有の風味を効かせていたりもする。ただ、ワインの品揃えだけはかなりPOORであるのは否めない。大衆的なバローロがあったり、コンビ二で1000円で売っているようなスペインのワインがあったりする。ここは深追いしてはいけない。チリの安易なカベルネソービニオンにしておけば無難である。そして、一流レストランの必要条件としてパンが美味しいのがある。勿論ここのパンは美味しい。これだけでお腹一杯になってしまいそうなくらい。海老のグリル、白身魚のカルパッチョ、イカ墨のリゾット、ラビオリ、ビスッテッカ（ビーフステーキ）。また、ティラミスはイタリアにいてもなかなか食べられない程のレベルの高さ。